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ジムに行かなくても、インストラクターのレッスンが受けられる!ミラー型サイネージの新しい活用法

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最近の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、スポーツジムのような屋内で人が密集することを前提としたビジネスモデルでは転換が必要となってきています。一方で、テレワークの拡大による運動不足の増大や、混雑等を避けて自宅での娯楽を楽しむ「イエナカ消費」が注目されており、スマートデバイスによる非対面型のサービスの需要は増加傾向にあります。

そんな中、等身大サイズのタッチパネルデバイス「スマートミラー2045」とフィットネスオンデマンド配信プラットフォーム「BeneFitness」が連携、ミラーサイネージを利用して、自宅でリアルなレッスンに近いインストラクターの指導を受けられるサービスがスタートしました。

ミライコラボでは、「スマートミラー2045」を提供する株式会社ジーエルシー(以下、ジーエルシー)に取材を実施しました。

「スマートミラー2045」について教えてください。
「スマートミラー2045」は、好きなアプリをインストールして使用できる等身大サイズのタッチパネルデバイスで、これまでの鏡やディスプレイの代わりとなります。
ターゲットとしては、個人と企業、どちらも想定しています。個人のお客様としては、 世代や性別を問わず、元々フィットネスクラブ、ジムに通っていたような健康の意識が高い方がターゲットと考えています。企業向けとしては、アパレル、化粧品、百貨店、小売業界などの事業者をターゲットとしています。

これまではどういった業界で活用されてきましたか?
アパレル、化粧品、百貨店、小売業界、などでご活用いただくことが多いです。導入いただいたある百貨店では、他店と差別化したO2O(※1)での顧客体験の提供と、それによる販促、売上向上、店舗人員削減(省人化)に寄与する店舗オペレーションにご活用いただいています。

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今回の非対面型のフィットネス教室との連携にいたった背景を教えてください。
人口減少社会における省人化を前提としたビジネスモデルへの転換の必要性と、コロナに起因する非接触・非密集ニーズの顕在化への対応の必要性という2つの理由から、今回の非対面型フィットネス教室との連携にいたりました。
今、フィットネス業界では、店舗で人が密集することを前提としたビジネスモデルから早急に転換が求められていると考えられます。弊社としては、今後、こういったフィットネスやスポーツジムのような事業者はもちろん、個人でも時間を有効活用していきたいという方にスマートミラーを提供していきたいと考えます。

スマートミラーと非対面型のフィットネス教室との連携で目指すゴールを教えてください。
日本国民の健康増進への貢献、在宅時間の充実への寄与、です。今は外出もままならない状況ではありますが、悲観するだけでなく、前向きに日々を生活していくためのプラットフォームを提供していきたいと考えます。弊社としては、このスマートミラーに、フィットネスでだけなく、医療、見守り、EC、などものせていきたいと考えます。

最後に貴社の今後の展望を教えてください。
スマートミラーに関しては、B向けとしては、アパレル、百貨店、小売各社の店舗でご活用いただくこと、C向けとしては、一家に一台スマートミラーを目指しています。
必ずどこの家にも鏡はあるはずです。スマートミラーという、等身大サイズのデバイスがインターネットに接続することで得られるベネフィットは相応にあると考えます。これを、HaaS(Home as a Service)として、展開していくことを目指し、次期製品開発にも取り組んでいます。

まとめ

これまでも、ミライコラボでは数々のデジタルサイネージに関する記事を掲載してきました。その中で「スマートミラー」と呼ばれる鏡型のサイネージについては、アパレルでの仮想試着のような利用のイメージが強くあり、今回のような非対面でのフィットネス教室として自宅で利用するというのは新しい活用方法だと思われます。考えてみれば、「鏡としても使用しつつ、必要なタイミングでコンテンツを映すことができる」というスマートミラーの特徴をよくいかせるサービスだと感じました。ミライコラボでは、今後も、このような社会のニーズの変化に合わせた、デジタルデバイスの新しい活用方法を取り上げていきたいと思います!

 

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