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物流DXの事例を紹介!DXの進め方のポイントとは?

事例, 役立つ記事

DXが求められる物流業界の今

近年の物流企業は、運送ドライバーの高齢化問題、物流の2024年問題、小口配送増加に伴うトラック積載率の低下、環境問題への対応など様々な問題に直面しています。そして、これらの問題を“物流クライシス”と称し、その解決に向けて、DX(デジタル・トランスフォーメーション)化に舵を切る企業が増えてきています。

 本サイト運営元であるWill Smartでは、DX推進のサポート事業を行っており、DXに取り組むお客様からお話を伺う機会が多くあります。その中で見えてきたことは、問題の解決策の立案以前にどのように業務改善を進めたらよいか苦悩するDX担当者の姿でした。
なぜなら、物流会社のDX部門には、情報システム部門から異動する方が多く、業務分析や改善活動などDX化推進に必要な経験を有していないケースがほとんどだからです。

物流DXの実態

実際のデータでも自社でDXを推進していくにあたり、何から手をつけるべきかなどお困りの方も多いことが明らかになりました。

システム開発を手がけるドコマップジャパンの調査によれば、運送会社経営者の約7割が「運送業界においてもDX推進は重要」と認識していながら、「DXを十分進められている」と回答したのは12.9%にとどまっています。*1
また、DX推進の課題について約半数が「DXに関するノウハウがない」と回答。さらに「DXに対する明確なビジョンや戦略がない」が31.6%、「現状の業務で手一杯になっており、DXを進める余裕がない」が30.3%と続きます。*2

*1,2 出典:株式会社ドコマップジャパン「運送業界のDX実態」に関する調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000095998.html

これからDXを進めていくには?

では、実際にDXをどのようなステップで進めていけば良いのでしょうか。
(※本サイト運営元であるWill Smartでは、DX推進のサポート事業を行っております。そこで今回、Will Smartの考えるDX推進の手法をご紹介します。)

 DX推進の手順は大きく分けると2つに分けられます。
対話を通じて漠然とした問題の中から優先的に解決すべき課題を特定
課題を解決した後の理想像を明らかにし、最適な技術の選定や手順をWill Smartから提示



さらに、Will Smartではご依頼された内容を開発するだけでなく概念検証(PoC)を踏まえた共同研究開発や共同販売を前提とした新規事業開発という形でプロジェクトを進めるなど、お客様のご要望に応じた進め方が可能です。そして、サービスをご導入いただいた後も業務改善状況の効果検証や、継続的な業務改善の支援をさせていただく体制を構築しています。

物流DXの事例

さらにWill Smartでは、実際に物流業界で活用いただけるDXツールを開発しましたのでご紹介します。

<Will-Logi AI for Drivers>
物流の安全管理業務を支えるためのAIシステムで、主に「ドライブレコーダーの映像確認業務」を効率化します。

従来、安全品質向上のためには業務負荷やコスト増は免れられないものでした。

しかし本システムでは構想の段階から、このようなジレンマの解消を前提にシステム設計を進めてまいりました。そのためのポイントとなったのは、AIによる画像解析機能をドライブレコーダー本体と切り分けた点です。この発想により、他の類似サービスとは異なり、事業規模にかかわらず幅広い物流事業者様へそのメリットを実感いただけるシステムとなっております。

このように現場で発生しがちな「どうしようもないと思われていること(ジレンマ)」を解決するための活動がDXの実現につながっていきます。

※Will-Logi AI for Driversの詳細は▼コチラをご確認ください。

まとめ

 現在、物流業界では世の中の変化に伴い、“物流クライシス”と称されるさまざまな問題が噴出しており、DXを進めていかなければいけない状況にあることは冒頭で述べたとおりです。

 「DXのノウハウがない」「何から始めていいかわからない」などDX推進にお困りの場合は、まず普段の業務を見直して「どうしようもないと思われていること(ジレンマ)」が発生しているポイントがないかを探してみてはいかがでしょうか。

〜お知らせ〜

現在Will Smartでは上記業務以外にも様々なご相談をいただいております。同様のお悩みをお持ちの事業者様、あるいはDX推進自体にお悩みのご担当者様など、お困りのことがございましたらぜひお問い合わせください。皆様とともにDXの実現に向けて伴走いたします。

    ●現在いただいているお困りごとの一例

  • 倉庫内での安全対策
  • 収益データや運輸安全に関するデータの一元管理および可視化ツールの開発
  • トラックドライバーの業務実態把握
  • デジタルサイネージによる社内掲示物の一元管理

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