1. HOME
  2. 業界News
  3. 新型コロナウイルスの感染対策へのAI活用例
業界News

新型コロナウイルスの感染対策へのAI活用例

業界News

5月末に緊急事態宣言が解除され、現在は多くの施設、お店が営業を再開しています。
日常を取り戻しつつありますが、こうしていろいろなお店や施設が営業を再開したからこそ、一層人が集まる場所でのウイルス感染の対策が重要となっています。

今回は、そんな中、AIを活用した感染防止ソリューションの提供を開始したアドバンテック株式会社(以下、アドバンテック)に取材しました!


AIによる新型コロナウイルス感染防止ソリューションの開発の背景を教えてください
現在、私たちが置かれている新型コロナウィルスの感染を防ぐという社会情勢の中で、インテリジェントプラネットの実現を目的としているアドバンテックとして何が出来るかを考えました。
そこで、従来から持っていた、AIによってヒトを検出するテクノロジーを応用できないかと考え、今回の製品を発表するに至りました。

貴社のソリューションでは、AIをどのように活用されていますか
サーマルグラフィックや3Dカメラで撮影された画像イメージから、ヒトとそれ以外のものを分離するテクノロジーによって、ヒト自身の表面温度測定、密集度を計測、ヒトとヒトの距離を計測実現しています。

提供するソリューションの概要(提供:アドバンテック株式会社)

どのような場面での活用が期待されますか
あらゆる、人々が密集するところでの活用が期待されています。したがって、オフィスピルやホテル、リゾート施設の入り口やロビー、地下鉄の駅の入り口、レストラン、スーパーマーケット、ショッピングモールや小売店、銀行といった民間の施設はもちろん、学校、図書館等の公共施設でも活躍できるのではないかと考えています。

 

合わせて読みたい!ポストコロナ時代の薬局の感染症対策!薬局向けディスプレイソリューションとは
新型コロナウイルスの影響により、薬局では店内の混雑を回避するために活躍が期待されるのが、順番管理システムとの連携により呼び出し順番を店内のディスプレイに表示させたり、健康や販売促進に関する情報提供が可能な薬局向けディスプレイソリューションです。その手法や導入事例をご紹介します。
→導入事例を読む

 

今回のソリューションの提供で目指すゴールを教えてください
現在、新型コロナウイルスは終息方向に向かっておりますが、アフリカ、中東、南米、南アジアやロシアでは依然として感染が拡大しています。また、終息方向にあります日本をはじめとした東アジア、ヨーロッパ、北米においても、今秋以降、第二波、第三波の来襲が懸念されており、発熱感染者の管理、ソーシャルディスタンスを確保しヒトとヒトの密集を避けるということは今後とも行っていく必要があります。そうした中で、本製品でで感染防止に寄与できればと考えております。

最後に貴社の今後の展望を教えてください
アドバンテックは、IT系の会社で世界でも最も早く、IoTに舵を切った会社の一つです。すべてのモノがインターネットに接続することによって、ビックデーターを取得し、それをAIテクノロジーで分析して、より暮らしやすい社会を実現することです。つまり、インテリジェントプラネットの実現です。アドバンテックは、このインテリジェントプラネットをIoTテクノロジーを駆使して実現していきます。

 

ウィズコロナ時代の役所に求められるAIカメラソリューションとは

ウィズコロナ時代、不特定多数の地域住民が集う役所は職員と来館者の接触を極力避け、感染拡大防止対策が必要になります。そこで、活躍が期待されるのがAIソリューション「Will-AI」です。これにより、館内の混雑状況をAIカメラで検知して可視化することができますし、人の代わりに館内の不審者、急病人などを検知することもできます。その手法や導入事例をご紹介します。
→導入事例を読む

本サイトを運営しております株式会社WillSmartは事業立ち上げから企画・ソフト、ハードを組み合わせたソリューションの開発・運用サポートを提供しております。課題解決型AIやカーシェアリングシステム、非接触型サイネージの様々な事例などをご紹介しています。

事例を見る

メルマガでは、定期的(月に2度)にコンテンツの更新状況をお伝えする予定です。ご興味のある方は以下よりご登録ください。

メルマガ登録