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自宅でVR仕事体験が可能に!コロナ禍での新たな発達障害支援策

未だ収束の兆しが見えない新型コロナウイルスの影響下において、発達障害を抱える方々も例年通りに授業を受けることができず、もどかしい思いを抱えています。
「就業体験ができない」という新たな問題も浮上し、コロナ禍であっても将来を考える機会の損失が起こってはならないとの声から「VR体験」という新たなサービスを導入し、実証実験が行われました。
発達障害の方は初めてのことをイメージすることが苦手な傾向があるため、これまで職業体験で実際に見て・体験することは、大切なキャリア教育の機会となっていました。
VRを使った体験授業が、新たな一歩となり、彼らの活躍の機会を広げることに繋がっていくのでしょうか。


実証実験の内容とは

実証実験は、株式会社ジョリーグッドが、北陸エリアで就労支援施設や児童支援施設を複数運営するヴィスト株式会社と連携して、発達障害支援施設向けVRプログラム「emou」(エモウ)の新機能を利用して行われました。
2020年11月16日(月)、ヴィストが運営する石川県金沢市の放課後等デイサービス施設と自宅にいる受講者を遠隔でつなぎ、オンラインVR授業を行いました。
新型コロナウイルスの影響や、施設が遠いなど様々な理由で外出が困難な方にも、オンラインで新しい発達障害支援を提供できることを実証し、新たな支援のカタチの実現を目指していくことを目的としています。

VR体験ができる「emou」とはどんなサービス?

emouは、全国の発達障害支援施設に向けて、VRによるソーシャルスキルトレーニングを提供しています。今年1月に開催された、経産省「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2020」では、優秀賞を受賞しました。
対人関係や集団行動を上手に営んでいくための技能を獲得するソーシャルスキルトレーニングを、専門医の監修のもとVRプログラム化しています。VRによって、場面の再現が簡単にでき、コンテンツ毎のセッション進行マニュアルをセットで提供しているため、経験の浅い支援スタッフでも受講者に良質なトレーニングを行うことができるのが特徴です。

「emou」を使ってどんなお仕事体験ができるの?

VRによっていつでも何度でも支援施設内で様々な業種のお仕事体験が提供可能となります。
VRでの体験のため、企業への移動や調整を行う必要はなく、また実際の職業体験では実施することのできなかった業務や、トラブル対応などのトレーニングも実施可能です。
支援施設は、様々なお仕事体験を提供することで、スキルの獲得だけでなく“働く”ことをイメージさせ、今まで利用者自身もわからなかった“好きなこと”や“将来の夢”を見つけるための支援ができます。
書店の接客体験や、ホテルの清掃員コンテンツでは、忙しい状況での仕事の進め方や、休憩中の同僚とのコミュニケーションなど20以上の様々なコンテンツが体験できるようになっています。

今後の展望とは

消費生活トラブル編や異性との関わり方、乗り物に乗っての外出体験など、様々なコンテンツを開発していきたいと考えています。発達障害をもつ方の“はじめて”や “好きなこと”、“将来の夢”を見つけるコンテンツの開発をさまざまな企業と協力して、取り組んでいきます。

 

今回の情報提供先:株式会社ジョリーグッド
(企業URL:https://jollygood.co.jp/

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