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ペーパーレス化を進める!電子ペーパーソリューションとは

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これまで、日本の多くの企業では様々な書類を「紙」で運用していることが多く、ペーパーレス化やデジタル化といった部分はあまり進んでいませんでした。

しかし、昨今では、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、テレワークが急速に広まったことで、業務現場のペーパーレス化やデジタル化を促進していこうとする意識が広がってきています。

今回は、企業ひいては社会のペーパーレスを加速させ、人を文書処理業務から解放する情報入力プラットフォーム「BizRobo! Paper-free」を提供するRPAテクノロジーズ株式会社に取材しました。


「BizRobo! Paper-free」はどういったサービスでしょうか
「BizRobo! Paper-free」は、情報の起点である紙を、電子の”紙”に置き換え、手書き入力などのアナログな良さを活かしつつ、情報入力時点での即時データ化、確定処理を行い、構造化データをワンストップに後続プロセスへ連携していくソリューションです。大きなシステム投資などが不要ですぐにスタートすることが可能です。
弊社では、もともとRPAというプロセス単位、組織の業務改革の御支援をさせて頂いておりますので、単に紙を無くす、ということではなくなく、業務プロセスごとデジタル化する、それを実現するための準備や、オンボード、拡大といったところまでワンストップで御支援していきます。

RPAはどんな業務を対象にしていますか
弊社は10年前から、「ロボット派遣サービス」という名目で、現在のRPA(Robotics Process Automation)と言われているビジネスを先駆けて提供してきました。RPAとは、人間がパソコン上で行っているような、システムやデータを操作する作業プロセスを、専用のソフトで記録し、その記録したファイル(ロボット)に処理を代行させることによって、人の代わりに、定型業務の処理を自動化させる概念を指します。つまりRPAの対象となるのはPC上のファイルや電子データになります。

 

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「BizRobo! Paper-free」の開発背景を教えてください
RPAで対象となるPC上の電子データを処理する一方で、数多くのRPAユーザーの現場で、そもそも電子化されていないデータ「紙」が、業務プロセスがボトルネックになっているということが見えてきました。紙処理というアナログ業務とデジタルを対象とするRPAが分断されていることにより、業務プロセス全体の電子化が進まない、効果を最大化できないという課題に直面したのです。そこで、お客様の業務のデジタル化を推進していくために必要となってくるのが紙処理業務のデジタル化ですが、紙処理といえば、のべつ幕なしに紙ありきのアプローチ、OCRを適応という状況になっているのも事実です。
こうした背景を受け、紙そのものを無くし、アナログとデジタルの架け橋となるペーパーレスのサービスを提供したいという想いから、「BizRobo! Paper-free」は誕生しました。

「BizRobo! Paper-free」は特にどのような業界をターゲットにしていますか
業界でいうと、以下の赤枠の業界かつ紙処理業務がまだまだ残っているところだと考えております。赤枠のところは弊社のRPAのサービスの導入が多い領域でもありますが、こうした領域は、人口が減少し、労働力確保が早急の課題となっているセクターでもあり、業務の効率化や生産性の向上を進めることが必須といえます。

出典:パーソル総合研究所

たとえば、医療機関や製造業、エネルギー業界で活用されている紙の帳票を「BizRobo! Paper-free」で電子化することで、紙業務に関わる負担を軽減するといったプロジェクトが多くなる見通しです。

昨今のコロナ状況下で「BizRobo! Paper-free」に期待する役割はありますか
一言でいえば、よりよい生活・社会を創っていくための、きっかけや第一歩となることです。
紙媒体を利用した業務の運用、なかでも物理的印鑑の押印などは、コロナによって、非効率さの象徴として最近のニュースでは必ず取り上げられています。紙媒体にも紙媒体の良さがありますが、業務”プロセス”の中で利用される場合の紙はデジタルになることで、人間が物理的に動かす必要がない、保管や回覧が楽、電子的な証跡も確保できるなど、メリットしかありません。
「デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること。」
これはデジタルトランスフォーメーション(DX)という概念を提唱した研究者の言葉ですが、本質的に人の生活やビジネスの在り方、慣習を変えるきっかけとなればと思います。

最後に、貴社の今後の展望を教えてください
新型コロナウィルスの影響により、多くの企業がデジタルシフトしないといけない状況に危機感を感じており、実際に多くの問い合わせを頂いております。
当社RPAテクノロジーズは、一貫して変わらず「人とデジタルレイバーの協働により、楽しい時代に進化する」ことを目指し、RPAのみならずその他の周辺技術を用いてデジタルレイバーが拡張・高度化し、人がより安心して楽しく働けるソリューションを提供してまいります。

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