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事例

デジタルサイネージ活用例「ラグビータウン熊谷市 駅前広場」

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ミライコラボ編集スタッフが、話題のサイネージ活用施設や最新Iotに迫ります!

今回の現場:埼玉県熊谷市 駅前広場
屋外設置:タッチ式デジタルサイネージ

今回は、国外ラグビーファンに向けた多言語対応の情報発信として、タッチ式のデジタルサイネージが設置されましたので、熊谷市の担当者様に導入経緯から今後の展望までをインタビューしてきました。

ラグビータウン熊谷!

2019年熊谷ラグビー場を会場にラグビーワールドカップ2019が開催されます。国内外のラグビーファンを迎えることから、熊谷駅正面口駅前広場を、市の玄関口としてふさわしい駅前広場にリニューアルしました。
リニューアルでは、ユニバーサルデザイン、暑さ対策、景観、渋滞緩和に考慮し、大会終了後も誰もが利用しやすい駅前広場になっています。

導入の経緯

きっかけは、2019年のラグビーワールドカップの開催都市のひとつに熊谷市が決定し、市の玄関口となる駅前広場のリニューアル工事に着手したことです。その中で、古くなって修正されていない駅周辺地図やバス乗り場などの案内板も一新しようという話になりました。そこで、市が整備を進めていた市内の歩行者向け公共サインの起点としての役割や、ラグビーワールドカップに向けた多言語対応を中心に検討を開始し、情報の更新がしやすく、誰もが気軽に情報を得ることができるデジタルサイネージを導入することにしました。

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導入のポイント

デジタルサイネージについては、他市事例も視察しましたが、大都市や観光地のサイネージと同様のものではなく、熊谷市に適したものがよいという考えから、検討当初から熊谷市がやりたいことを整理したマインドマップを作成していました。
特に期待していたポイントは下記の2点でした。

①多言語案内
日本語のほかに英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)の5言語4か国語を用いた多言語での地図や交通案内、観光情報の配信を一番に期待していました。
WillSmartが導入したシステムでは、トップページ以外でも同一コンテンツで言語間の切り替えが可能であるため、日本人がデジタルサイネージを利用しながら外国人に説明する際でも使いやすいと考えていました。

②バスなどの交通案内
熊谷市では、観光や市民生活に路線バスが活用されています。また、市民から寄せられていた駅前広場の課題として「バス乗り場がわかりにくい」という意見が多く、その解決も目指していました。
タッチパネル式のサイネージでは、周辺施設やバス乗り場案内、バス停検索ができるため、こういった課題の解決にも活かせると考えていました。
その他には、市内の見どころ案内やイベントの積極的な PR、災害時の情報発信機能等を考えていました。今回導入されたデジタルサイネージでは、導入前に市が考えていたマインドマップの要素が盛りこまれたサイネージが実現できたことに満足しています。

導入効果

・コンテンツ管理、情報発信の業務効率化
WillSmart の提案で、タッチパネル式のサイネージとPR用サイネージを分けたことで、コンテンツの管理がより容易にできています。
タッチパネル式のサイネージでは、ナビタイムジャパン様の乗換案内とゼンリン様の多言語地図を組み合わせたことで、ダイヤの変更時なども自動更新でき、手間をかけずに情報を発信できるようになりました。
PR用サイネージでは、Will-Sign(配信システム)の操作がわかりすいため、簡単な操作研修を受けただけで、容易に管理・更新作業が進められています。

・実際の利用頻度
今回導入したタッチパネル式のサイネージでは、どのコンテンツの注目度が高いかを把握するため、その記録を取っています。その月例の報告では、相当数タッチされています。特に、熊谷市が案内したいと考えていた「熊谷スポーツ文化公園(熊谷ラグビー場)」「国宝歓喜院聖天堂」は注目が集まるように配置していることもあり、狙い通り数多くタッチされています。

今後の展望

今後の展望として、音声機能の活用やタッチパネル式のサイネージの機能の周知に力を入れていきたいと考えています。
音声機能については、大都市や観光地での先進事例での導入は少ないようですが、将来的な活用の幅が広がると考えて導入を決めました。動画コンテンツでのPR効果を高めるために音があると面白いとも考えています。また、災害時、視覚障害者の方に対するコンテンツの活用も考えていければと思います。
また、設置当初に私たちが操作を迷っている市民に説明すると、その機能に驚きの声が上がりました。今後は、隣に設置してあるPR用サイネージの画面で、タッチパネル式のサイネージの機能をわかりやすく周知していければと考えています。
デジタルサイネージは、コンテンツが可変であるため、積極的に活用し、市民や来訪者により親しみやすい情報を発信していこうと考えています。


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