“脇見運転”を警報で知らせる機能が新登場した次世代AIドラレコサービスとは?
交通事故削減のため、活用が進んでいるドライブレコーダー。
これまで「事故後の指導はできても予防策に力を入れることが難しい」、「膨大なドラレコの映像データから危険運転をチェックすることは労力がかかりすぎる」といった課題がありました。
こうした問題を解決するため、株式会社Mobility Technologiesでは、提供している次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」に危険運転をリアルタイムで検知し、運転手本人と管理者に警報・レポートで知らせる機能を搭載しています。
本記事では、そんな危険運転チェック機能を備えた「DRIVE CHART」をご紹介します。
「DRIVE CHART」とは?
「DRIVE CHART」とは、AIとIoTを掛け合わせた交通事故削減支援サービスです。主な特徴は以下の3つです。
①AIが危険シーンをリアルタイムで検知 運転行動を分析
ヒヤリハットの原因とされる「脇見運転」、「車間距離不足」、「一時不停止」、「速度超過」、「急ハンドル」、「急加速」、「急減速」、「急後退」の8項目を検知することが可能です 。既存の機能として「脇見運転」の検知は行っていましたが、すでに導入している企業から、“リアルタイム警報”の追加を希望する声が多くあったことから、今回、「脇見警報」を新機能として追加しました。これらの危険運転は自動的に検出され、ドライバーと管理者へ、警報とメールで通知します。
これにより、納得感の高い指導を実現できます。
②運転行動の見える化
運転行動をレポート画面でわかりやすく表示し、個人の運転の傾向が分かります。
また、危険なシーンだけを動画でピックアップし、映像を確認することができます。
③充実したサポート
導入後、効果を最大化するためには、お客様に合わせた運用プロセスの設計や運用状況のデータ分析、それに基づく継続的な改善が重要です。「DRIVE CHART」の効果を実感していただくために、充実した運用コンサルサポートを実施しています。
◆タクシー/物流事業者
・設置サポート
自社整備士でも設置方法が簡単に分かる動画や専門サポート窓口を用意します。
・事故削減目標の設定
導入時点までに発生した事故タイプに基づき、減らすべき項目ごとに目標を設定
・使い方アドバイス
ドライバーの目標達成の為に、必要となる業務を決め、適切な支援を行います。
・活用フォロー
活用頻度が低下した事業者様に対しては、状況を確認し、事故削減のための新たな活用方法などを提案します。
◆営業車保有企業
・設置手配
全国ネットワークのある提携業者を手配し、設置状況を管理します。
・ルール設計
運転に際して注意が必要な人物の判断基準を設定し、本社及び各営業所の役割と業務を決定します。
・社内通知サポート
本社及び各営業所の社員に向けて、ドライブチャートの使い方の説明を行います。
・見える化支援
目標達成までの進捗状況や、社内の活用状況をまとめて、管理者へレポートメールを配信します。
まとめ
昨年6月の道交法の改定により、ドライブレコーダーを車に取り付ける方が増えました。ドラレコの目的としては、当初はあおり運転や事故などに巻き込まれたときの相手の動きを記録することを目的にしている人がほとんどでした。しかし、現在は今回紹介した「DRIVE CHART」のように、脇見運転などの運転行動など、自らの運転行動記録としても普及しています。このようなAIドラレコサービスの普及で、誰にとっても安全な運転の提供が進んでいくことを期待したいです。
【取材先概要】
株式会社Mobility Technologies
Mobility Technologiesは「移動で人を幸せに。」をミッションに、
日本のモビリティ産業をアップデートする様々なITサービスの提供を行っています。
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