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気象情報と合わせ顧客のニーズを掴める!人の流れが一目で分かる「全国人流グラフ」とは

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近年は、顧客のニーズを掴むため、ビッグデータを用いて情報を収集し、マーケティングに活用することが多くなりました。

クロスロケーションズ株式会社が運用する「全国人流グラフ」では、気象情報を人流データを組み合わせることで新たな市場ニーズを掴む事や、市場分析を知る事ができるようです。この「全国人流グラフ」について詳細を教えていただきました。


新たな「全国人流グラフ」とはどういったものでしょうか?
弊社が開発した位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform™(ロケーションエーアイプラットフォーム、以下「LAP」)」の1つの機能で、任意の地点・エリアの人流変化をモニタリングし、視覚化する「デイリー来訪速報」機能を備えています。
主要9業種と全国主要60都市の人流ボリュームを準リアルタイムで確認できます。今回、各都市の日毎の気象情報(天候・最高気温・最低気温)を追加しました。各都市の詳細ページでは、直近1か月の推移と昨年同月の推移を、気象情報と合わせて確認できます。
データおよびグラフは毎日更新され、”前日24時までのデータが翌日13時頃に反映され”、準リアルタイムで変化を把握できます。
これにより、コロナウイルス感染への懸念から人々の行動が変化する中、人々の行動を大きく左右する気象情報も合わせて、それぞれの都市の人出の変化を比較したり、大都市圏と地方中核都市の違いの理由を推測しやすくなりました。

どんなところで活用が期待されていますでしょうか?
主要業種別の人流グラフでは、全国のコンビニ・スーパー・ホームセンター・ファミレス・ドラッグストア・家電量販店・テーマパーク・百貨店・ファストフードの9業種を対象としています。9業種の全国店舗リストよりランダムサンプリングを行います。そのデータを、Location AI Platform(LAP)に登録し、人々の移動の匿名位置情報ビッグデータとの相関関係を独自数理処理により集計して、分析・グラフ化して、業種業態別に表示します。
これによって、店舗、さらには競合店に訪れている顧客層が分かるほか、顧客のライフスタイルやリアルな市場を把握することが可能となります。

最後に、今後の展望を教えてください
今後もクロスロケーションズでは、位置情報や気象情報に限らず、各種ビッグデータとの連携により、”ロケーションテック”の深化および拡大をリードし、身の回りの人流変化に関心をもつ人々や、データの活用を検討する企業・自治体・報道関係者等が有効に利用できるコンテンツの提供を目指してまいります。

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